インタレストマッチが廃止
今までYDNには「ターゲティング」「インタレストマッチ」「インフィード」という3つの広告掲載方式が存在しました。
しかし2018年5月16日にインタレストマッチが終了し、ターゲティングとインフィードのみとなりました。
形としてはインタレストマッチがターゲティングに統合された形なので、今までのインタレストマッチにターゲティングの機能が加わったと考えて良いでしょう。
ユーザーの興味関心に対して関連性があるときに広告が表示される機能はそのままに、さらにそこにターゲティングでしか利用できなかったプレイスメントターゲティングや
サイトリターゲティングなどを組み合わせることができるようになったということです。
例えば柏の不動産であれば、地域ターゲティングを柏に設定し、プレイスメントターゲティングでマンションやアパートなどを扱ったプレイスメントのみに配信すれば
コンバージョン率はグーンと上がるでしょう。
このようにターゲットを絞れるようになり、よりコンバージョンに繋がりやすいユーザーに配信できるようになりました。
しかし、その反面ターゲットを絞りすぎると表示回数が大きく減ってしまう可能性もあります。インタレストマッチは認知拡大のためという面もありますので、その点には
注意しましょう。
上記の例ではコンバージョン率を上げることはできても、認知を広めるということで考えれば間違ったやり方だと言えます。
もう一つ、ターゲティングに統合されたことで大きく変わったことがあります。
旧インタレストマッチで利用可能な掲載フォーマットは「テキスト広告」と「ディスプレイ広告」のみでしたが、今回の変更によって「レスポンシブ広告」も利用可能と
なりました。
Yahoo!によると、現在YDNで表示されている広告のうち5割以上がレスポンシブ広告とのことなので、旧インタレストマッチでもレスポンシブ広告を使用することで
広告の表示機会を上げることができると思います。
また、ディスプレイ広告にもタイトル・説明文の入力が必要でしたが、今回の変更で必要なくなりました。
・機能は定期的に変更される
Yahoo!JAPANプロモーション広告では今回紹介したインタレストマッチの廃止のように、変更される箇所が定期的に出てきます。
最近では、前回紹介した動的検索連動型広告の他にもSSで「最適化タブ」が新たに誕生しました。
変更される点や新たに出てくる機能はYahoo!JAPANが現在必要であると考えるものなので、随時チェックしておくことで常により良い広告の効果を出すことができると
思います。