ユーザーの検索語句をYDNに利用する
広告運用をしていて
「このキーワードで検索したことのあるユーザーにYDN広告を出したい」
と思ったことはありますか?
そんな願いに答えてくれるのがサーチターゲティングです。
ターゲティングの種類を説明したときにも出てきたサーチターゲティングですが、これも便利な機能なので簡単にわかりやすく解説したいと思います。
サーチターゲティングは冒頭の「」内そのまま、
あるキーワードを登録しておくと、そのキーワードで検索をしたことのあるユーザーにのみYDN広告が配信されるターゲティングです。
柏駅周辺には美容室がたくさんあるのでそれで少し例を挙げたいと思います。
まず
『柏駅 美容室』
を登録しておけば、柏駅の美容室を検索で調べたことのあるユーザーにのみYDN広告を出すことができます。
また、
「うちはカットの価格が安いからそこを求めている人に出したい」
「カラーの技術に自信があるから、髪が痛まないカラーを探している人に出したい」
などがあれば
『カット 安い 美容室』『カット 激安 柏』
『柏 カラー 痛まない』『美容室 痛まないカラー』
といったキーワードを登録しておけばその人たちにのみ広告を出すことができます。
《注意点》
キーワードを登録しておくと、それに基づいて広告を配信してくれるサーチターゲティングですが、どんなキーワードでも登録できるわけではありません。
Yahooのサーチキーワード候補に表示されるキーワードのみ登録できます。
(ですが候補のみと言っても、細かく割り振られたたくさんのキーワード候補があるので大抵の場合は希望のものがあると思います。)
もう1つ注意していただきたいのは、登録したキーワードとユーザーの検索語句がどのくらい一致したときに広告が表示されるかということです。
上記の例を交えて、
登録したキーワード→『柏 美容室』
として説明したいと思います。
ユーザーの検索語句→『柏 美容室』
この場合はもちろん広告が表示されます。
ユーザーの検索語句→『美容室 柏』
この場合も表示されます。
ユーザーの検索語句→『柏 美容室 安い』
この場合も表示されます。
ユーザーの検索語句→『美容室』
この場合は広告が表示されません。
もうすでに例でお分かりいただけたと思いますが、登録したキーワードと完全に一致した場合や順番が異なる場合、ユーザーが検索した語句に登録したキーワード以外のワー
ドが含まれている場合には広告が表示されます。
逆に、登録したキーワードにはあり、ユーザーの検索語句には無いワードがある場合は広告は表示されません。