店舗を宣伝するために、効果的なSNSの使い方①
インターネットの普及、携帯電話の進化に伴いもうなくてはならないサービスの一つになったSNS(ソーシャルネットワークサービス)。
このサイトをご覧になっているあなたもきっと一つ以上SNSを使っていることでしょう。
そしてSNSと言えば宣伝。
店舗の宣伝にはもはや必須になってきました。
一見無料で宣伝できるSNSは
「今のご時世SNSでの宣伝をやらないと損だ!」
「タダだし、絶対にマイナスはないだろう」
と思いますよね。
そしてもしかすると
「うちの店はSNSをうまく使って宣伝してるよ!」
という方も多いかもしれません。
が、同時に、
「SNSで宣伝しているけどあんまり売り上げや客足は増えていない気がする…」
という方もいらっしゃるかと思います。
そう思っている方、実は正解です。
ポイントを押さえないやり方をしてしまうと、「お店の価値を下げる」、「折込みチラシなどの広告に出すより余計コストがかかる」など、マイナスになってしまいます。
もし以下のような項目に当てはまるSNS運営をしているようでしたら、きっとこの内容はためになります。
是非読み進めてください。
☑複数のSNSを利用している
☑毎日投稿をしている
☑営業ばっかりじゃ良くないと思い、たまには店に関係ないことも投稿している
☑個人アカウントを利用している
☑あまり読者がいないSNSは更新していない
いかがでしょう?
実は上にある5項目に一つでも当てはまる場合はエンドユーザーにとってマイナスで、無駄に時間を使っている可能性があります。
次回は実際のケースをご紹介したいと思います。
※ユーザー=そのサービスの利用者
※エンドユーザー=お店に来店する顧客
個人のお客様が利用するような飲食店、理容室・美容室、ペットショップ、サロン等店舗のマーケティング、宣伝の手法はインターネットが広がり人と人とのつながりを組みしたSNSができたことにより大きく変化しました。
ユーザーは用途に応じて様々なSNSを使います。
それに合わせて様々なSNSでお店を宣伝するためのアカウントを使ってみたけど…
そのやり方、本当に合っていますか?
そもそもSNSでの宣伝行為はほとんど無料ですが、実はコストは確実にかかっています。
それは時間=人件費。
「SNSの管理はやはり若い子に任せたほうがいいな」
ということでアルバイトの高校生にやってもらっているとします。
一つ投稿するのに、15分かかったとしましょう。
それをmixi,facebook,twitter,Instagram,Lineに投稿したら5個分で1時間15分かかります。
払っていると時給が千葉県最低賃金だとしても時給は868円、1時間15分かかっているなら1投稿1,085円。
一か月毎日やったら実は投稿にかかる人件費は3万円以上もかかかっています。
果たしてそれは効果的なのでしょうか?
「とりあえず作った料理を全て載せていけば一杯見てもらえるだろう!」
そう思って一日に何度も投稿している店舗様もいらっしゃいますが、受け取る側はもしかすると
「携帯がピコピコなって集中できない」
と思っているかもしれません。
脱毛店が「SNSに登録したら割引」というキャンペーンにあるエンドユーザーさんが気軽に登録したところ、友人に脱毛行っているのがバレて恥ずかしい思いをした方もいらっしゃるかもしれません。
このように新規のお客様は増えていても、結果的に大切なリピーターさんが離れていってしまう可能性もあります。
いずれも店舗側は悪意があったわけではありませんし、良いものだから勧めたい、という気持ちがあったのかもしれません。
しかし、エンドユーザーからすると店舗がやっていることが好意的かどうかは自分にとって何かしらの利益があるかどうか(この場合は金銭に限らず有効な時間を使えたかなど)でしか評価はできません。
SNSはサービスによって特性があります。
効果的かどうかを考えるにはそのSNSからいくら売上たかを調べなければなりません。
リピーターの平均客単価が8000円の美容室であれば少なくとも5人は来ていてほしいものです。
リピーターの平均客単価が3000円の飲食店なら原価なども考えると20人はほしいところ。
というか、3万円も使うなら、もしかすると新規をとるための広告を買ったほうがいいかもしれませんね。
ですので、やみくもにSNSをやったらいいってことはありません。
業種やケースに合わせて使うSNSを分けることでコストを効率的に使い、利益にすることができます。