インターネットと購買行動
なにか欲しいものや気にサービスがあるとき、まずは何をしますか?
「とりあえずインターネットで調べてみる」といった方が多いのではないでしょうか。
実際に現在では、購入ユーザーの約六割が「商品を買う前にインターネットで検索する」といわれています。
インターネットの普及によってユーザーの購買行動が変わってきています。
●今までの購買行動
今までは広告といえば
・テレビ
・新聞
・ラジオ
・雑誌
といった4大マスメディアが主流でした。
これらの広告から情報を得て商品を購入するプロセスをAIDMAといいます。
A=Attention(注意)、I=Interest(関心)、D=Desire(欲求)、M=Memory(記憶)、A=Action(行動)
注目して認知し、関心を持ち、商品が欲しくなり、欲求が記憶に残り、購入する
という流れです。
広告から得た情報のみから判断して商品を買うという形でした。
●最近の購買行動
インターネットが普及した現在では新しく2つのプロセスが誕生しました。
まず一つ目がAISASといいます。
AとIはAIDMAと同じですが、その後の文字は
S=Search(検索)、A=Action(行動)、S=Share(共有)となります。
人は商品を買う前にインターネットで検索し、そして買った後にインターネットで共有するという意味です。
さらにその後誕生したのがAISCEASというプロセスです。
真ん中のCとEがAISASにないもので、
C=Comparison(比較)、E=Examination(検討)となります。
検索した後に、複数の商品を比較し、そこからさらに検討してから買うという意味です。
●時代に合った広告
インターネットの登場によって人々の購入プロセスが変わりました。
商品を購入した人のうち約六割が購入の前にインターネットで検索しています。比較、検討、共有といったインターネット上でしか行われないアクションもあります。
これだけでもインターネットでの市場がどれだけ重要かが分かると思います。
事業を行っている方にとって、そんな市場に広告を出すのは業績を上げるためにとても効果的だと思います。
インターネット広告は敷居が広く、予算も自分で決めることができます。
まだ利用したことがない方もこの機会に始めてみてはいかがでしょうか。