広告掲載方式とターゲティング(YDN編)
今回はYDN(ヤフーディスプレイネットワーク)の広告掲載方式とターゲティング設定について説明致しま
す。
広告掲載方式とターゲティング設定によって広告の効果は大きく変わってくるので、これらをよく理解し、
うまく利用することで効果を最大限伸ばしていきましょう。
まずは広告掲載方式とターゲティング設定の種類を紹介致します。
●広告掲載方式
YDNには3種類の広告掲載方式があります。以下は種類ごとの使用可能な掲載フォーマットと簡単な説明になります。
・インタレストマッチ
→テキスト広告とディスプレイ広告が使用できます。
登録した広告とユーザーの興味関心に関連があるときに表示する広告掲載方式です。
・ターゲティング
→テキスト広告、ディスプレイ広告、テンプレート広告【レスポンシブ広告[※広告枠サイズ固定(300×250)]】が使用できます。
ユーザーの属性や地域に対して、登録した広告とユーザーの興味関心と関連性をふまえて表示する広告掲載方式です。
・インフィード広告
→テンプレート広告[レスポンシブ広告]が使用できます。
スマートフォン版Yahoo!JAPANのトップページなどのタイムライン型のページに表示する広告掲載方式です。
※広告掲載方式によって使用できる掲載フォーマットが異なるので、注意しましょう。
●ターゲティング設定
ターゲティング設定は10種類あり、以下になります。
・デバイス
・地域
・曜日、時間帯
・性別
・年齢
・サイトカテゴリー
→特定のカテゴリーを指定して広告を配信するターゲティング
・インタレストカテゴリ
→特定のカテゴリーに興味関心があると考えられる行動履歴を持つユーザーを指定して広告を配信するターゲティング
・サーチターゲティング
→特定のキーワードの検索履歴を持つユーザーを指定して広告を配信するターゲティング
・サイトリターゲティング
→自分のウェブサイトを訪れたことがあるユーザーと自分のウェブサイトの訪れるユーザーと似た行動履歴を持つユーザーに対して広告を配信するターゲティング
・プレイスメントターゲティング
→特定のウェブサイトを指定して広告を配信でき、また特定のウェブサイトを除外して広告を配信できるターゲティング
●広告掲載方式とターゲティング設定
広告掲載方式によって使用できるターゲティング設定と使用できないターゲティング設定があります。
インタレストマッチでは、サーチターゲティングとサイトリターゲティングとプレイスメントターゲティングを使用することができません。
ターゲティングでは全てのターゲティング設定を使用することができます。
※広告掲載方式をターゲティングにしても全てのターゲティング設定が「設定しない」になっている場合は全てのユーザーに広告が配信されて無駄な予算消化をしてしまうので気を付けましょう。
また、逆にターゲティング設定を細かく設定しすぎると広告の表示回数が少なくなってしまう可能性があるのでこれにも注意しましょう。
インフィード広告ではサイトカテゴリーを使用することができません。
●まとめ
広告掲載方式によって使用できる掲載フォーマットやターゲティング設定が異なります。
どの掲載方式も良いところがあり、これが1番とは一概には言えません。1つにこだわらず満遍なく使っていき、自分の目的に合った運用の仕方を見つけていきましょう。